自主的活動

今回は、われらはふるさと医療応援団の会員が自主的に行っている活動や、NPOが活動を行うための事前準備などを紹介します。

実践系コース関連

医療系のコースやセミナーには多くの種類があります。その中でもICLSコースというものがあり、このコースでは「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得します。
今回は、われらはふるさと医療応援団会員のH先生、Tさん、Oさんがインストラクターとして参加しました。
Oさんにレポートをまとめていただきました。

Tさん Oさん H先生

京都橘大学健康科学研究科二次救命処置コースのインストラクターとして参加してきました。  2021.6.27 応援団員O

 医療資源の限られた地域での医療支援には、救急や災害にも活動できるような能力が求められます。その一環のサポートととして、今回インストラクターとして参加してきました。
 インストラクターとしては、ほぼ1年半ぶりのお手伝いです。
 久しぶりすぎて、WEB動画で予習をしての参加です。
 今回の受講者は、看護師や救命士の方とハイレベル方がへの指導です。
 コロナ感染予防のため、前半のlclsの概要やBLSの講義はWEBで実施しました。確認のため必要な実践は、感染予防ため少人数グループで行いました。
 一つ一つの行動の確認を行いました。職種が違い実践の話も教えて頂き自分自身の学びともなりました。
 後半は、シナリオのロールプレイを行いました。受講生が主体となり課題と目標を設定し、取り組んでいきます。回数を重ねることで、コミュニケーションがとてもうまく取れてチームワークがとても良くなっていきました。ブリーディングの大切さと目標を立てることで、スムーズな行動へつながることが実感できました。
 実際の救急では、迅速な対応が求められています。頭でわかっていても実際に行動を行うには、やはり日々のイメージトレーニングと練習が不可欠だと実感した1日でした。
 受講生・インストラクターの皆さま・コースを運営された先生方とともに学び、とても楽しい1日を経験することができました。


ワクチン接種関連

われらはふるさと医療応援団では、NPOの活動としてワクチン接種支援を行っていますが、会員個人でも支援活動を行っています。
今回は、兵庫県丹波篠山市で開業されている小嶋医院に、我が団体の会員であるY夫妻が支援に行ってきました。
Y夫妻は「思い出の地」での御恩返しと仰っておられました。
接種支援といっても、いろいろな役割分担があります。直接接種をすることはもちろん、問診や接種後の管理、駐車場の整理までチームで連携してはじめてスムーズな接種が可能となります。
今回は駐車場の整理の支援に行かれたとのことでしたが、残念ながら活動中の写真が撮れませんでした。
活動後、小嶋先生を挟んで記念写真をパチリです。

小嶋先生をはさんで^^

感染防護関連

われらはふるさと医療応援団では、感染防護講習会を行っています。
今月は、福知山市夜久野町での開催となりますが、今回初めてオンラインでの同時開催をすることとなりました。
オンラインといえば、「見る」ことが主となりがちですが、今回初めてオンラインでも実技を同時に行い、より学習効果の高いものにするべく準備を進めています。
初めての取組なので、配信先の施設からリーダーとなる方への事前勉強会を実施しました。

事前勉強会の様子